このたびは正月早々たった一着のジーンズのためにすったもんんだの大騒ぎ。このような、特にサンフォライズしていない、だからどれだけ縮むのかもわからないジーンズを、あれこれ試行錯誤しながら、自分にフィットさせていくのは面白いことです。リーバイスだって、501以前のXXの頃には一、二種類しかサイズがなく、それを長年つぎはぎしながら着るのが味になるわけで。
ただ世の中には真逆のことを考える人もいて、例えばNYの3x1というこの工房、生地から縫い糸、リベットやボタンみたいな副資材まで、全部テイラーメードしてくれるそうです。$1200なんて金はどこにもないですが、この宣伝記事の女の子の例のように、たまたま古びたグラビアで見かけた、ジェーンバーキンの履いていたジーンズを、落ちまで含めて完全に再現しましたなんて話を聞きますと、それはそれでうらやましくないといえば嘘になりますな